ラズカメラにAI導入

トレパク絵師風カメラとしては標準のスケッチモードはいまいちだったので、
AIの自動色塗りを導入してみることにする。

導入するのは 2017年に話題になったAI自動色塗りツール「PaintsChainer」。

こんな感じのソフトです。
https://petalica-paint.pixiv.dev/index_ja.html

githubでソースが公開されているけど、もともとWeb用になっているから、
シャッター押下時に動かせるようにいろいろいじってなんとか動くようになった。
python 初めてなんで正しい修正かどうか自信はないけど、どうせ自分用だからいいか。
何事も勉強だ。

で、ひとまず動くようになったので、前回撮影した画像をAIで彩色してみた。
デフォルトでもなにがしかの色を塗ってくれるけど、えらく暗い色遣いになる。


AIの学習のさせ方はわからないのでヒントを与える方向で実行してみた。
まぁまぁ明るくなったんじゃないかな。
色塗りというよりももやがかかってるというか、忍法〇〇の術みたいな感じになってるけど
でもまぁまだ見れる方かなという感じにはなった。

おまけにテストで自分も撮ってみたけど…うーん。
髪の毛の不自由さとか白髪とかしわとかはバレないだろうと思ったけど、
そもそもこれでは誰かわからん。眼鏡のフレームしか認識できん(笑)

なかなか思ったようなトレパク絵師風の絵にはならない。
まだまだ調整が必要…というか無理かも。
でもこれはこれでしばらく遊べそうだからいいか。

ちなみにラズパイは非力だからでかい写真は扱えないので小さくリサイズして実行する。
最終的に出力される絵は510x383のサイズになる。
それでもだいたい処理に2分くらいかかる。
だから写真を撮ってすぐに確認というわけにはいかない。
バックグラウンドで処理するようにして、
写真撮ってしばらくしたらできてるという仕組みにしておかないといけないな。

こんなことはラズパイに組み込まなくて写真撮影後にPCに写真取り込めばできるんだけど、
でもそれだと僕はめんどくさいからやらないので、
カメラで撮影したときに自動でやることには意味があるのだと思う。←無理矢理だな